【75歳で免許返納?】高齢者ドライバーによる事故を防ぐには、免許返納を家族で話し合う必要が。
75歳になったら免許返納でも良いのだが、現実はなかなか
難しい現実があります。
1 75歳になったら道路交通法で免許返納という制度にしても良いのだが・・・
先日から、県内では高齢者ドライバーによる
事故が起きています。それも、他人を巻き込んでの事故です。
尊い命も犠牲になっています。本当に胸が痛くなります。
家族の方がむしろ、免許返納を説得する必要が時として
必要ではないかと思うのです。
実際に、私の祖父に対しても免許更新の際には、
家族で免許返納を促した事がありました。
その当時、祖父は84歳でした。
いくら、本人が大丈夫だと言っても、
現に高齢ドライバーによる事故が、多発していた時期でした。
事故で亡くなり、残された家族の悲しみは、
想像を絶するものがあります。
その事故を起こしたのが、高齢者によるものだったりしたら、
それもまた、哀しいものです。
決まって原因は一緒で、ブレーキとアクセルの踏み間違いだという。
なぜそのような事になってしまったかを考えると、
高齢による認識力の衰え以外にないと思うのです。
ちょっと考えてみればわかると思うのですが、
80歳以上になれば、本当にごく一部の方を除いて、
体力の衰え、目の衰え、脳の衰えは極自然な事です。
2 家族の方で免許返納の説得が難しいのなら、第3者にお願いする方法も
それなのにも関わらず、普通に車が運転できるというのは、
どうしたものでしょうか。
高齢ドライバーになると、ちょっとしたテストがあると聞きはしますが、
実際に運転する場合とは状況が違うはずです。
ですから、もうこのような哀しい事故を起こさない為にも、
道路交通法の思い切った改正が必要ではないかと。
祖父の場合には、家族からも返納の話はしたのですが、
併せて、知り合いの方にも、返納を決断するべく
背中を押して頂きました。
メディアでもよく取り上げられていますが、
ある年齢になったら、免許証の返納をするべきではないか。
では、そのある年齢とは何歳になったら?
運転する本人は、まだ大丈夫だと思っていると思うが、
そのような人こそが、今回のような事故を起こしているのでは。
もちろん、事故を起こした本人に責任はあるけれど、
同居している家族がいれば、良く話あって、
返納をすすめるべきだと思う。
そうする事でしか、事故は防げないと感じている。
確かに、長年運転してきた本人からすると、
運転が出来なくなるのは、寂しいはずだ。
3 免許返納する本人の問題ではなく、家族の問題でもあり
亡くなった祖父も、職業としてドライバーを長年続けてきたが、
目の病気とかで、最終的には免許証返納に納得した。
それでも、晩年は80代前半まで、車の運転はしていましたが。
免許返納については、家族で説得する事も大事だけど、
その他、第三者を交えた、説得の仕方もあるのではないでしょうか。
ニュースで、高齢者の運転事故が起こる度に、
心が痛みます。地域のシステムとして、免許返納する事にも
多くのメリットがあるような事も、これからは必要では
ないでしょうか。
4.現実問題として、免許返納したあとが問題だが
都会と違って、地方、特に田舎では交通手段が車しかなく、
免許返納後は、移動に非常に不便になる場合がほとんど。
電車やバスなど公共交通機関利用出来れば良いのだが。
高齢ともなると、病院通いをしなければならない時がある。
病院などでは、送迎バスを出しているところが珍しくはないが、
これまでに、自分の車で出かけていた人にとっては、不便だろう。
これからは、団塊世代が75歳を迎えるであろう数年後には、
もっと問題が深刻化していると思います。
この問題は、決して避けて通れないものです。