若年層よりも、40代、50代の責任世代の人達の方が、今すぐ会社を辞めたがっているのです。
あなたは今の会社で、体力、精神共に消耗していませんか。
昨今、新聞などの報道によりますと、
ブラック企業での待遇が何かと話題になっています。
せっかく大学まで出たのに、ブラック企業に就職したばかりに、
精神的、体力的にも消耗してしまっている人がいます。
そもそも私が社会人になったばかりの頃は、
「ブラック企業」なる言葉はありませんでした。
あまり勝手な事を言うのは控えますが、
新卒で就職した会社を絶対視する必要はないです。
人生は長いのです。
そして順風満帆ではありません。
特に、今の若い人たちは精神的にも、
強くは出来ていません。
別に会社を辞めたっていいではないですか。
本当に嫌なら辞めても構わないと思います。
本来なら人生は誰の為の人生ですかっていう事です。
会社の為に、精神を疲弊したところで、
何も良い事はありません。取り敢えずですが、
自分の人生を振り返ってみると、
社会人になりたての頃は、正直社会人になりたくなかったのが本音です。
特別に、若い世代の方々だけが、仕事が嫌で、
時には引きこもりしている訳ではありません。
最近知ったのですが、「8050」問題という事を、
聞いた事はないでしょうか。
今朝の地元紙にも掲載されていました。
つまり、
中高年の引きこもりの人と高齢の親が生活に困窮するケースは、双方の年齢から「8050問題」と言われ、各地で顕在化している(2019.6.3 河北新報より抜粋)
この問題は、まさしくわれわれ世代が直面する話題です。
他人事ではありません。
こういったニュースが出る度に、心が痛くなります。
この問題において、引きこもる原因は、
36%が退職によるものだという。
推測ではありますが、退職する事によって、
どこか罪悪感を感じているのかもしれません。
そういう方々の特色としては、
きっと正義感や責任感が強い人なのでしょう。
かつての日本社会は、「年功序列賃金制度」、
「終身雇用制」のもとに日本の経済が発展してきました。
その事はとても素晴らしい事であります。
しかし、これからは、時代の変化に、
即座に対応していかなければなりません。
実際問題、この「8050問題」は、
まさしく自分の世代の問題です。
他人事ではありません。
統計では若年層の引きこもりより、
40歳以上の中高年のひきこもりが上回っているとの事。
言い換えると、責任世代が引きこもり気味にあるという事らしい。
また別の観点からすると、非常なプレッシャーがあるという事でしょう。