42歳で転職してみて分かった事。思い切って異業種へ転職してみたが、意外と続いてます。
40代での転職について、自分の経験を交えながら、
多少でも役に立つと思ったので、書いてみたいと思います。
私はこれまで1度の転職しかしておりません。
どうしても転職に対するイメージは、良くないものでした。
大学を卒業したら、一生同じ会社に勤める事が、
当たり前だと思っていました。
また暫く前までは、「終身雇用制」、
「年功序列賃金制度」というシステムの基に、
日本は発展してきたのです。
その当時は家庭よりも、
仕事が第一優先という方も当たり前の時代で、
それが当然という風潮もあったかと思います。
だからこれだけ今の日本は発展してきた事だし、
経済発展を遂げてきたのです。
しかし時代は情報化社会と言われ、
インターネット普及がもたらす、
世の中の移り変わりがとても速いスピードで変化しています。
インターネットのお陰で、情報量が圧倒的に増え、
むしろ玉石混交となり、正しい情報、
そうでない情報の選別を各個人に委ねられています。
一番怖いのは、インターネット上の情報を鵜呑みにしてしまう事。
必ずしも正しい情報とは限らないからです。
そもそも論として、ネット上の情報は、
二次・三次情報になるからです。
それにしても、インターネットの普及から、
今では、スマホが主流になり、いつどこでも情報に触れ、
自ら情報発信する事が可能な時代となった訳です。
そのような中で、仕事探しをする場合は、
今ではインターネットの活用なくして、考えられません。
今でもありますが、新聞広告、チラシ、
ハローワークでの求人を探しておりました。
あくまでも紙媒体が主流でした。
希望の仕事を見つけた時には、
すでに時遅しという事にもなりかねませんでした。
しかし今では、ネット上に情報が掲載されるので、
度々ハローワークに足を運ぶ労力が削減されます。
ある程度的を絞った仕事探しが可能です。
自分でも転職する際には、ハローワーク、
ネットでも求人サイトを併用しておりました。
その他は、知人等からの情報も貴重な情報源と言えるでしょう。
生きた情報ですから、むしろ良い事よりも悪い情報の方が、
多い場合もある事でしょう。
もしチャンスがあれば、その人に紹介してもらい、
別に面接の段階迄進んでしまったとしても、
最終的な判断は自分でしなければなりません。
その上で丁重にお断りをすれば、特に問題はありません。
紹介してくれた方にも、その旨話をすれば分かってくれます。
自分の場合でも、最終判断は正直迷いました。
家族からは、若干反対意見もあったり。
でも決めるのは自分だと思い、今の会社に転職する事に決めました。
何せ、42歳での初めての転職でもあり、
その転職先が異業種だったからです。
一体あの時、自分の背中を押してくれたのは何だったのかと、
今でも思います。
幸いにも、職場の方に恵まれ、まだ半人前ですが、
不動産仲介の営業を続けていられます。
今の時代は、人手不足という事もあってか、
ある程度の経験・知識があれば、引き受けてはあるものです。
一番いけない事は、何でも歳のせいにしてしまう事。
もうその時点で自分の明るい未来は、
ないと思ったほうが良い。
そうでないと自分自身の進歩はありませんから。