本を読んでいる男はなんてかっこいいんだ。
せめてひと月に4~5冊は読みたい、男の読書。
あなたはひと月に何冊、本を読んでいるだろうか。本は誰からも強制されるものではなく、ちょっとした時に、さっとカバンから本を取り出せる男でありたいものだ。
1 本を読む男と読まない男の違い
本を読んでいる男はかっこいい。
身の周りに、読書家である人と出会った時は、
何故かそれだけで尊敬してしまう。
自分も、40代半ばになり、
周りの人よりも本は読んでいる方だと思う。
ただ後悔しているのは、もっと子供の頃、
つまり小学生、中学生の時から、
本にもっと親しんでいれば良かったと思う。
そうすれば、多少は学力が良かったのかもしれないし、
そうではなかったかもしれない。
勉強の基本は読書だ。
本を日頃から読んでいる人ほど、
学校の成績は良かったように感じる。
これは間違いない。
多少なりとも本を読んでいるので、
何となくわかるのだが、本を読んでいる人はすぐ分かるし、
そうでない人もすぐわかる。
何故なら、日頃から本を読んでいる男だと、
話す言葉、内容、重みが感じるからだ。
その反対に、本をほとんど読んでいない男は、
何故か内容が薄い。
2 男の読書術
この「男の読書術」。
中身を確認することなく、買ってしまった。
覚悟はこの時点で決まっていた。
たとえ中身が、期待外れだったとしても、
このタイトルだから買ったのだ。
後悔はしない。
これほどまでにタイトルに引かれて
買ってしまった事はこれまでになかった。
何故かこのタイトルに惹かれてしまったのである。
このタイトルを考えたのは凄いと思う。
わたしは何故か期待したのである。
このタイトルに。
例えていうならば、人生の師に出会った感覚だ。
日頃からよく、読書術とか読書法などの本を読むのだが、
このタイトルには心底やられてしまった。
またこの本の帯に書かれている言葉が良い。
「男はだまって、ドクショ」。
かつて何かのキャッチ・コピーに
似たような表現があった記憶がある。
自分なりにこの本のタイトルについて考えてみた。
何故、「男の」という枕詞がついているのだろうかと。
何となくわかった積りではある。
要するに「女」を意識しているのではないだろうか。
例えば、女にもてる為の読書。
一人前の男になる為の読書。
日頃から本を読み続けている「男」はかっこいい。
3 本には確かにあたりはずれはあるもの
これまで、本選びについて、かなり失敗してきた。
どういう事かというと、本屋さんで中身を見ずに買ってしまい、
中身にがっかりした事だ。
本を選ぶ際には、まず人間と同じで
第一印象で決めないだろうか。
本も同じで、まずはタイトルに惹かれ、
中身を確認するのである。
でも今回のこの「男の読書術」だけは、
中身を確認する事なしに即買ってしまった。
でも自分が期待している以上に、
がっかりした内容でも、後悔はしない。
なぜなら、もうタイトルで十分だからだ。
仮に中身がつまらなかったとしても、
文句は言わない。
そもそも著者が言っているように、
完璧な人がいないように、完璧な本など存在しないからだ。
本はあたりはずれがあってあたり前だと、
覚悟を決めるしかない。
そもそも、ビジネス書などは僅か1,500円前後で購入出来る。
本ほど費用対効果があるものは、知らない。